お宮の楽しみ方
わらじの謎を解明する!
妙見宮には、ズラリとわらじがぶら下がっている。
「これはなんじゃ?」と思われた方も多いだろうが、ここ妙見宮は、和気清麻呂公を祀った神社なのだ!
そう、和気清麻呂と言えば、イノシシ!ではなくって…
霊泉で「足がすぐに治った。」 と言う言い伝えから、足の神様としても祀られているのだ。
健脚守(けんきゃくまもり)
この御守りはその由緒により足の悪い方がこのわらじを履いたり、わらじをお供えして 願かけをされております。
しだれ桜って?
九州でも随一のしだれ桜がここ妙見宮にある。
4月中旬には、しだれ桜を一目見ようと多くのさくらファンがココを訪れます。
シーズン中には、梅が枝餅など露店も出ているので、ポカポカ陽気の中、ゆっくりとした春のヒトトキを過ごすにはもってこいの場所です。
上宮下宮って?
妙見宮には、上宮と下宮があるのだ!
上宮は、本来、妙見さまが最初におまつりされた場所にあります。皆さんがご存知の妙見宮は、下宮なのです。
上宮は、妙見山の山頂付近にあり、日頃参拝することが大変なので、現在の場所に下宮を建て参拝しやすくしているのです。
元気な方は、是非、本来の妙見宮である上宮にお参りしてみませんか?ゆっくり登山して約90分の道のりだよ!
薬師堂を探索!
全国でも珍しい神仏習合の神社!
本尊の右に薬師堂があり、堂内には右より薬師堂如来・釈迦如来・阿弥陀如来・大日如来・ 不休息菩薩・虚空蔵菩薩の六体の木像が安置され、昭和二十年 の終戦後「かかえ地蔵」(おもかりさま)も安置されています。
またこの堂に近接して、安政五年三月建立の年号や建立の由緒・ 建立者十六名の芳名を記した石碑の上に観世音菩薩の座像が石 で刻まれ安置されてあります。 さてこの薬師如来・釈迦如来・阿弥陀如来・虚空蔵菩薩の四体の 木像は、文徳天皇仁寿三(西暦八五三)年九月二十九日に太政大 臣藤原良房が妙見宮に家臣難波葛麿を使者として奉納したもので あります。
狛猪ってなに?
全国でも珍しい狛猪が妙見宮にあるのだ。
駐車場から正面階段を上っていくと、狛犬ならぬ狛猪が参拝者を迎える!和気清麻呂公が数百等の猪により道鏡の追手から逃れた故事により公をお祀りするお宮では、猪を神の使い手として信仰されております。
亥年の方は、是非、この狛猪をなでてみては? ご利益があるかも!?