足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

宮司のひとり言~「雅楽の夕べ」無事に終わりました…!!

こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。

昨日アップする予定でしたが、大安吉日のため社務が忙しく今日となりました。

22日(日)は秋晴れの晴天に恵まれ、『雅楽の夕べ』が本年も無事に開催することができました。関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

        

挨拶の後、最初の演目は舞楽「白浜(ほうひん)」右方舞文舞の代表曲です。

        

次に、国風歌楽「五節舞(ごせちまい)」通常十二単で舞うところ、今回は神社御祭神 和気清麻呂公の時代に合わせ、天平装束で舞っていただきました。お二人は地元の方で一年間お稽古をして、今回の披露となりました。

        

次に舞楽「胡蝶」。やっと子供さん3人、大人1人と混成ながらもお子さんの出演が実現しました。お子さんにもっと興味を持ってもらって、学ぶ参加者が増えてほしいと願っております。この「胡蝶」という曲は童舞(わらべまい)とも言われ、お子さんが舞うところが何とも愛らしく感じる曲なのであります。これを原型にしてお能や歌舞伎へ、日本舞踊へと継がれていく代表的な曲でもあります。

        

最後に、舞楽「抜頭(ばとう)」。諸説あるのですが、父を猛獣にかみ殺された息子がその仇を打ち、喜んで山路を駆け下りたという故事を舞にしたという、一風変わった舞であります。原笙会の舞楽師 生川純子先生が颯爽と舞う姿に皆が見とれていました。

台風とコロナの影響で、今回でやっと10回目の公演となりました。10年続けて観客いなかったら止めようかと思っていましたが、300人近くの観客があり、うれしい限りでした。雅楽や舞楽をまじかで見る機会がありません。特に北九州ではないかと思います。関係者のご協力をいただきながら、また来年も頑張って続けていこうと思います。