足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

神道家のお彼岸は?

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台風16号の進路を心配している今日この頃、今日から彼岸の入りとなりました。

午前中は2件ほどお彼岸のお詣りに参りました。午後からは予定もなかったので、宮司家のお彼岸祭を行いました。母親の膝が良くないので、数年前からお祓いも立礼(りゅうれい)という立ってお詣りする形式で我が家は行っております。

神道はお盆よりお彼岸ですよね、という神道家さんもいらっしゃいますが、基本は仏教行事と一緒。むしろもともと日本人の祖先崇拝に仏教が融合したと考えられます。お彼岸は彼岸(彼岸・あの世)と此岸(しがん・この世)が最も近い日と言われています。太陽が真東から出て真西に沈む。私はよく先代からお彼岸はご先祖様に会える日なんて言われていました。ご先祖様と会えるのが彼岸、ご先祖の御霊が集まるのがお盆と認識していました。いずれにせよ、命日、お盆、お彼岸は個人や先祖とお会いできる日。今自分がこの世にいるのも先祖がいたからこそ。何よりも自分の先祖に対し感謝の気持ちを持つ日と思って頂きたいです…。