足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

珍しい神事の紹介~舞台の成功安全祈願

今日は社務所内の温度も20℃をきっており、随分肌寒く感じ、衣替えの日にはぴったりかと思いました。月次祭の午前6時も薄暗く、これからどんどん夜明けの時刻も遅くなってくるかと思います。今朝は月次祭後もご祈祷や御朱印と依頼をいただき、ハードは一日の始まりとなりました。その後は納骨、地鎮祭と外祭の後、また珍しい神事がございました。

      

リバーウォーク内にある北九州芸術劇場において、詩吟朗詠錦城流福岡県本部の創立六十周年記念大会の舞台が開催されるにあたり、開式前に舞台の安全祈願を執り行いたいという依頼がございました。もちろん舞台の成功安全祈願は過去に経験したことがありますので、それほどプレッシャーは感じていなかったのですが、実はわたくし詩吟や朗詠などに関しての知識がほとんどなかったので、祝詞を作成するのがかなり一苦労でした。今回はこちら錦城流様よりDVDをお借りし、自分なりに勉強して祝詞を作成しました。詩吟の世界、なかなか奥深いものですが、私が稽古する謡と腹式呼吸で発声する点などおおよそ似た点もあり、自身大変勉強させていただきました。

古典芸能を稽古する人口は本当に減ってきておりますが、詩吟の愛好者もまだまだ多いことに気づかされた次第です…。