足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

秋晴れの中、『雅楽の夕べ』が行われました。

    

昨日は、毎年恒例となった秋の行事「雅楽の夕べ」が15時より神楽殿で開催しました。昨年は9月末に予定し、台風で初めて中止に追い込まれる事態となり、今年は是が非でもと思い、比較的お天気な11月に開催しました。午前中風が少々あり心配しましたが、大きな転機の崩れもなく無事に開催できました。150席ほど椅子を準備していましたが、立ち見のできる大盛況でした。(※来年は200席くらい用意しないと…。)

あいさつの後、最初の曲は「厳島五常楽(いつくしまごじょうらく)」。舞手は当宮に集まった素人の皆さん。愛好会を結成して、一年間一生懸命練習して本日お披露目となりました。舞楽を稽古しようなんてなかなか思わないでしょうが、人と違ったことを学ぶ機会があるということ、そして何より日本人として伝統文化に触れる機会だということ、好奇心ある女性の方いつでもお待ちしております!!(※原笙会は女人舞楽の会のため女性しか募集しておりません…。)

    

次に舞楽「五節舞(ごせちのまい)」(※左写真)。これは今月14,15日に行われます天皇陛下の大嘗祭後の大饗の宴で披露される貴重な舞です。十二単をまとった舞手が何とも優雅であります。最後に舞楽「萬歳楽(まんざいらく)」(※右写真)でした。令和の御大礼記念ということで、今年の演目はおめでたい曲を選択させて頂きました。令和最初の会だけに大変華やかだったお思います。曲の合間にはワークショップと称し、装束の着付けや曲の見どころなど出演者で説明させて頂きました。

この会は少数で運営しており、行き届かない点も多いかと思いますが、ご容赦願いたいと思います。プログラムやチラシの作成もすべて宮司…。当日までの仕込みを一人でしてます。当日の音響などは雅楽会のメンバーにお願いしております。共通認識は、「どうせやるなら本格的に!」を合言葉に、出演者もほぼほぼボランティア状態でお勤めいただいております。でもこれだけ本格的なことが妙見宮でできるという誇りみたいなもので毎年させていただいております。昨年の中止分、今年は200名以上の観覧があり本当にうれしかったです。すでに来年の曲目も決まりました。楽しみであります。

今朝は昨日の疲れと懇親会のお酒の影響で、ちょっときついです…。