2020年3月9日
敷地祓は町中に近づいています…。
昨日は戌の日の日曜日とあって、安産祈願のお詣りが多い一日でした。今日は朝から暖かく、絶好の敷地祓行事日和でした。地元の方はおわかりと思いますが、今日は住所表示で神岳二丁目から砂津二丁目まで、かなり歩いたような気がします。写真にもありますよう、神職は祝詞を奏上し、笛を吹いたりするので難しいのですが、神輿担ぐ学生さんたちはマスク着用でこの神事を進めております。
ちょうど神社から遠い距離の地域。だんだんとお受けいただく家が少なくなり、各町内二桁の件数もございません。ここの町内は二件、こちらは三件と…。私は薄い絆でもこの地域が妙見様とつながっているという、そんな結びつきがあればと、これをあきらめてしまうといっそ消滅してしまう可能性があり、実際氏子町内としての関係を断ちますという町内すら出てくる現状ゆえ、これからの神社と地域のつながりも正直今までとは違う形で模索する必要があると感じるのですが、正直手立てが見つからないのが現状ゆえ、宮司としては悩ましい日々を送っております。
とりあえず『継続は力なり』と申しますよう、昔ながらの神事が継続できます限り頑張りたいと思います。