足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

禰宜のひとり言~健脚を願って

皆さま、こんにちは。

朝から日差しが強く、湿度も高いですね。じっとしていると風が吹いて涼しいですが、少しでも動くと暑く感じます。今年の夏は、例年以上に暑くなるといわれており、既に耐えられるのか心配です…。

 

さて、当宮の正面には、皆さまが願いを書かれた絵馬とわらじが、たくさん掛かっています。

これは「健脚守」といって、健脚の願いを込めたわらじと絵馬と御守の一式です。

当宮は、足腰に関する様々な御守を準備していますが、中でも「健脚守」は多くの方々が受けられます。

なぜ、足腰なのかと言いますと、妙見宮は和気清麻呂公を、ご祭神の一柱としてお祀りしています。

故事によると、道鏡に足の筋を切られた清麻呂公が、この山の麓にある霊泉に浸かり、足が完治したことから、「足が立つ山」即ち「足立山」と呼ばれるようになりました。

そのため、今でも多くの参拝者が、足や腰の完治を願い、また、より長きに渡る健脚を願い、訪れます。

当宮は山の麓にあるため階段が多く、その分、お詣りできたときの喜びが大きいと、以前参拝者の方がおっしゃっていました。

 

皆さまがいつまでも強い足腰でいられるよう、またどこか悪い方は一刻も早い完治を、私も願っています。