2020年8月18日
宮司のひとり言~屏風絵の奉納
こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。今日も朝から暑かったですね。北九州はコロナより熱中症にかかった人の方が多く、正直世相を反映しているような気がしました。お互い皆で気を遣って乗り切っていかないといけません。頑張りましょう。
さて、今日はそんな世相に一つの清涼剤になれればと思います。
上写真の屏風絵は、25年前 故池浦正勝氏が設立した足立山麓文化村の設立10周年を記念して創作された神楽「あだち舞」を披露した際、数年後この舞をモチーフにして中国の画家さんがお描きになった屏風絵だとお聞きしました。数回ほど舞が披露されるたびにご披露していましたが、いつの間にかその機会が失われ、池浦氏の逝去に伴い文化村も解散し、この絵の存在自体わからないままでしたが、文化村山荘の売却に伴い、整理ししていたところ発見され、神社へ寄贈という流れになりました。
私も数十年ぶりに見た屏風絵。故池浦氏の生前のお姿が懐かしく思い出されました。清麻呂公が冷泉に浴して、動物たちが楽しく語らっている姿は何とも見ている人たちに楽しい雰囲気を与えてくれます。
今月末まで神楽殿の橋掛かりに展示?というか、虫干しというか、置いておりますので、お詣りの際よろしければぜひご覧いただければと思います。何だか見ている人が楽しく感じられる、そんな屏風絵かと思います。