2020年9月15日
宮司のひとり言~越えられない試練はない…
こんにちは、宮司です。今日もご奉読ありがとうございます。
15日ということで、平日にしては朝からお詣りも多いようです。昨日、今日と気持ちの良いお天気ですね。湿度も低く、社務所はただいま29℃ありますが、風がないのでちょっと扇風機を使用しております。午前中は神楽殿でヨガ講座。今日は扉も開けて、開放的になっていました。さて神職はお休みの調整で、禰宜休み、権禰宜午前勤務のため、宮司が一人午後から社務所留守番となりました。
さて早朝、お守りを受けに来られたご婦人。私は毎朝犬の散歩時にお会いするのですが、いつも笑顔で朗らかなご婦人なのですが、息子さんが病院で検査するのでお守りを、そして友人が余命短い病気を患っているのでせめてお守りを…。いつも笑顔なだけにこのようなお話をされると私も胸が苦しくなります。一見笑顔でふるまわれていても、人にはそれぞれ抱えた悩みの一つや二つはあると思います。私もそうです。人間はそれを悩み苦しみながら、乗り越えようとしています。順風満帆な人生なんて中にはあるのでしょうが、私はそんな方お目にかかったことはありません…。
ただいつも私は思うのは、その試練というかハードルをその人はきっと乗り越えるだろうとお神様が出した宿題だと思っています。私も心折れてへこみますが、「絶対に乗り超える!」という意気込みでいます。神仏、ご先祖のパワーを頂いて、ハードルを越えていきましょう!目に見えない力が背中を押してくれるかくれないか、それは人それぞれだと思います。