足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

宮司のひとり言~残念です…

おはようございます。今日もご奉読ありがとうございます。

どんど焼きが終了して、二日目の朝。こんなことをして、いいことなんかありませんよ!

社務所にも昨日から「出し忘れていましたが、引き取っていただけませんか?」、というお問い合わせ。

はっきり言って、それは無理です。ご自身でお片付け下さい。

 

しめ飾り、門松は各家が歳神様をお迎えするにあたっての目印。お餅などは歳神様に召し上がっていただくようお供えします。お迎えしたお神様をお帰り頂く行事がどんど焼きとなります。

これは歳神様のルールです。ルールを破ってはいけません。ルールを破るなら、お迎えする資格はないと私は考えます。

最近、マナーの悪さが目立ちます。昨日も社務所に仏教の位牌を持ちこみ、処分して下さいというご婦人。あきれて私はむしろ怒りがこみ上げてきました。

 

もともと神社での火祭りは、「古神札焼納祭(こしんさつしょうのうさい)」といって、旧年中のお札や縁起物(破魔矢や熊手)をお焚き上げし、火の炎によって各神社お神様の家にお帰り頂くもので、歳神様をお迎えしたしめ飾りや門松などは各地域で行われていた行事であります。

最近、地域での開催ができない個所も増え、神社でも古神札焼納祭とどんど焼きを一緒に開催するようになったわけであります。

 

最後に、出し忘れた方がこの記事を読んでいただいたなら、北九州市の場合不燃物(青色)の袋に入れて、他の生ごみとは一緒に入れずそれだけを袋に入れ、その袋に荒塩をまいてゴミに出されて下さい。

我々神職も神具の陶器などは燃えませんので、そのようにして出しております。