足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

宮司のひとり言~風光明媚な神社

こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。今日は気持ちの良い日差しが差し込んできていますが、風は冷たい。体感的にはまだまだ冬!って感じがします。

さて、神社が建立されている場所はそれぞれに意味合いがある。鎮守の杜といわれるように、氏神様が地域を守ってくださるという意味合いで、小高い丘にあるのが一般的だ。またそれとは別に各ご由緒により平地に神社があったりもする。

当社の場合、もともと葛原の地に鎮守していましたが、1600年細川公の命により小倉城の守り神として今の位置に移されました。ここからリバーウォーク方面はよく見えます。

この地がちょうど標高百メートルの地。小倉の市街地から遠く若松の風力発電のプロペラ迄確認することができます。

江戸時代の書物「梅州語録」の中に、当社の社務所から見た景色は誠に風光明媚。延命寺方面の帆掛け船が良く見えると書かれてありますが、今でも船舶は確認することができます。

現在、冬は落葉していますので、お天気の時は境内から市街地をどうぞ楽しんでください。