足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

宮司のひとり言~夏越の御札と御守

こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。

今日も終日陽射しの強い一日ですが、時折吹く風が心地よく、昨日よりは少し過ごしやすいのかもしれません。

さて昨日より社務所の端にですが、夏越祭の御札と御守をご用意させていただきました。毎年夏越祭当日だけに用意しておりましたが、今まで気づかなかったとか知らなかったとか、いろいろとご意見を頂戴しましたので、前倒し一か月間本年はご社頭にご用意いたしました。

御札は茅の葉を乾燥して編んだものに蘇民将来子孫也のおふだをつけたものです。御守は持ちやすいよう茅の輪を小さくしております。両方とも茅の葉で奉製した御札・御守というのがこだわりで、わらなどで奉製したものではありません。すべて故事に倣い奉製したものであります。

この御札は玄関外上にまつられ、家族の皆さんが玄関をくぐりながら茅で清めていただく、「蘇民将来子孫也」はこの家は蘇民将来の子孫の家ですから、疫病から守ってくださいという印、御守は茅の葉を腰につけておくと疫病から逃れるというスサノオノミコトの助言から作られたものです。

以上、御札と御守の説明でした。