足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

宮司のひとり言~昇級のお祝会

こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。

さて、昨日は午前中社務奉仕、午後は最初にお能の稽古、終了後着替えて久留米へ。

大川市鎮座 風浪宮の阿曇宮司様がこの度浄階一級のご昇進となり、そのお祝会に出席しました。県内の神職はもとより、他県からもお祝にかけつけておりました。ご来賓の挨拶にもふれられていたのですが、『神職身分浄階一級』というものがどういうことか一般の方はほとんど知らないことですが、それはそれは栄誉あることでございます。一年でこの身分が戴けるのは全国の神職中より約30人ほど。各県に毎年いるかいないかというものであります。

ここでちょっとお話しすると、階位と身分というものが神職の中には存在し、階位は上から浄階→明階→正階→権正階→直階、身分は上から特級→一級→二級上→二級→三級→四級。ちなみに私は明階二級上。じゃあ次じゃないですかと言われるところ、私はもうこれ以上は上がりませんね。この上に上がるということは、長年の在籍年数と貢献度となり、勉強して上がるということとはちょっと違うわけです。

このコロナ禍で久しぶりに150人規模の宴会でした。私は大学の同級生を始め、青年会時代の先輩や後輩たちと楽しいひと時でした。会場にいたら、熊本県神社庁長、人吉の青井阿蘇神社の福川宮司さんとお会いしました。青年会の役員時代ご一緒に勉強させていただいた先輩の一人で、十数年ぶりにお会いしました。ちょうどお帰りになるときでゆっくりお話しできませんでしたが、帰り際に一冊の冊子を頂きました。

      

令和2年7月 人吉地方を襲った豪雨による水害で神社は甚大な被害を受け、その復興の冊子を記録されていました。いつもながらに先輩のご努力と行動力に感服させていただきました。

色々な方と久しぶりにお会いし、私もお祝会さながら良い刺激となりました。今日からまた頑張ります。