足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

宮司ブログ~今月最後の講師として…

おはようございます。本日もご奉読ありがとうございます。

昨日8月29日(金)、福岡県神社庁において今月最後の講師として90分の講演にまいりました。私の科目は一般教養。内容は福岡県神社庁が発刊している暦の解説です。

今回は「初任神職研修会」といって、神職になって間もない神職さんたちの研修会。彼らは大学や養成所で神職になるための基礎知識を学ぶわけですが、学校では教えてくれないこととして、「暦」と「神葬祭」があります。暦はご承知のように色々な流派といいますか、例えば高島易団だったり、神宮館だったり、様々です。また神葬祭も全国地方によってやり方が違うので、授業科目から外れています。しかしいざ神職になった時、暦も神葬祭も大切な実践の場となっています。

今回は基礎編をお話ししましたが、あまり反応がなく、終わった後庁長、副庁長にお聞きしたところ、知識のない新任神職に質問は無理だろうといわれました。もっと平易なところからお話した方がよかったのか、次回に活かさなければと思いました。