足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

宮司ブログ~幸先詣(正月事始めについて)」

こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。

ちょっと「正月事始め」についてお話しします。


  古くより、この日から新年を迎える支度を始めるとされ、家々でしめ飾りや道具を整えはじめる大切な節目でした。13日が鬼宿日(鬼が宿にいる日)と言われ、とても運気の良い大吉日なので、大掃除をして歳神様をお迎えする準備を始めるふさわしい日といわれています。
現代では、
・大掃除の計画
・お飾りの準備
・新年を迎える気持ちの整理
といった “心を整える最初の一歩” にぴったりの日と思います。

ちなみに12月13日以降ならお正月飾りはいつでも飾り始めてよいとされています。

妙見宮では今年もお正月のしめ飾り「福かざり」を頒布しております。注連縄に歳神様をお迎えするお札を祀り、破魔矢・稲穂・絵馬・御幣がついております。どんど焼きで歳神様のお札をお送りした後は、ご自身が願うお札を一枚かざって一年間お祭りしていただく縁起物であります。年内頒布しておりますので、よろしくご案内申し上げます。


「今年はどんなお正月にしようか」
そんなふとした考えが芽生えるだけで、暮らしの景色が少し温かくなりますね。