2025年5月1日
宮司ブログ~皐月お朔日
こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。

月次祭の写真がだんだん明るくなってきました。今日も大勢の方のお詣りをいただきました。
さて今朝の社頭講話ですが、神社は「気」と大変深い関係にあるというお話。神道は教義教典がございません。私から申し上げると、本人が感じる宗教だと思います。神社にお参りして、すっきりしたとか、清々しいと感じることこそ神社神道と思います。そこに必ず関係するのがその「気」であります。
お祓いをすることは、罪穢を祓い清めること。その穢(けがれ)とはすなわち「気枯れ(けがれ」ともいわれています。気が枯れているのをリセットすることこそお祓いであります。
今日5月の1日に「気」のお話をするのは、すなわち境内にある植物の新しい命の「気」をいただいて帰ってくださいということを伝えたかっただけであります。落ち葉が落ちてたくさんの新芽が出ています。新しい自然の命の「気」をたくさん身体に取り入れて、エネルギーがみなぎっていただきたいということなのであります。
元気がなくなったら、神社に来てたくさんの新しい「気」を入れてください。