2023年9月19日
宮司のひとり言~彼岸入りの前に…
おはようございます。本日もご奉読ありがとうございます。
連休は皆様いかがお過ごしだったでしょうか?宮司は毎日神社でご奉仕しておりました。朝晩は多少過ごしやすくなったような気がしますが、湿度も高く、着装する白衣や襦袢は相変わらず真夏用の設定であります。
さて、彼岸入りを明日に控え、今日は1件ご社頭での供養祭。鳥町食堂街にお店を構える「川淀」さんの鰻の供養祭です。この写真ではリアルな鰻もわかりづらいですよね。
鰻がビニール袋に入っておりますので、ご容赦ください。神事の後はこの鰻を店主が神社近くの川に放流するというもの。
福岡で有名な博多の筥崎宮の放生会(ほうじょうや)も生きとし生けるものをいつくしみ、魚や鳥を放つ行事であります。このお彼岸の時期に合わせ、鰻供養、また週末は魚供養など、日頃生きとし生けるものを調理して商売される方々は、お彼岸などの時期に合わせ、生き物をいつくしむ供養の行事を行い、日頃の感謝を捧げるのであります。まさに生きとし生けるものをいつくしむ、神道的なお考えであります。
このような神事はいつまでも続いて欲しいものであります。