2025年1月16日
宮司ブログ~伝統をつむぐ(わいわい祭)
こんばんは。本日もご奉読ありがとうございます。
さて、昨日のどんど焼きに引き続き、今日は藪入り行事として行われる、萩崎町鎮座綿津美神社の「わいわい祭」が行われました。
実はコロナ禍から4年ほど神事のみで町内の巡行は行われておりませんでした。昨年、神社運営の会議にたまたま呼ばれ、地域の関係者が来年も神事のみでというお話で進めていたところ、宮司より反対意見を出しました。中止にすることは簡単、しかしこの行事を復活するためには相当なエネルギーが必要、今この行事を携わり、経験することによって次世代に伝えていく。小倉三奇祭の一つと言われ、すでに一つの祭りはなくなりました。だからこそ、大切にしたい行事だと私は思っております。
通常なら夜祭で、17時神事、直会後に巡行でしたが、今年な直会なしの15時神事でそのあとすぐに巡行しました。手ぶらじゃかっこつかないので火がついてない提灯を持っての巡行。私は声もありだと思っています。何よりも伝統行事を継続することこそ、深い意味があるのだと思います。先人たちが大切に伝えていたこと、令和の時代でもぜひつむいでもらいたいと思います。