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宮司ブログ~早生まれの日はどこに該当するのか?

こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。今日も厳しい冷え込みと強風の中、ようこそお参りいただきました。日曜日がいよいよ節分なので、今は厄祓のご祈願でにぎわっております。

さて、厄祓の受付をする際、よく早生まれの人についてお問い合わせがございます。例えば今年早見表では男性 数え42歳が本厄年で、昭和59年生まれの方が該当しますと表記されていますが、正確に申し上げるなら、昭和59年1月1日~昭和59年2月3日までの方はこの本厄年には該当せず、昭和58年の後厄年に該当します。

なぜかというと、上写真 福岡県神社庁発刊の福こよみの裏の下段に、「1月および2月節分までに生まれた人は、前の年の干支・九星となります。」とはっきり書かれています。つまり立春前の生年月日は前の年ということになります。つまり男性の数え42歳の本厄歳に該当する人は、昭和59年2月4日~昭和60年2月3日の方々が該当するということになります。

2月3日までの日とは、同級生と同じグルループ、2月4日~4月1日は下級生と同じグループとなります。ご理解いただけましたでしょうか。数え年は江戸時代の旧暦で使用されていましたが、明治時代新暦(太陽暦)が導入され、満年齢が通例化しましたが、昔からのしきたりは今も数え年で行っています。

ご社頭でも一生懸命説明しますが、わかったようなわからないような…。意外と立派な神社でも新暦で取り扱う神社さんもありますが、あくまでそれはまちがいでありますので、早生まれの方は十分ご理解の上、お祓いをお受けください。