足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

宮司ブログ~重陽の節句

こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。

今日は朝から、地道にご朱印を揮毫しております。節句の特別朱印は、今日の重陽の節句で終わりですから…。

「重陽の節句」は菊の節句、九月節句ともいい、菊に長寿を祈る日です。

中国では、奇数は陽数と言われ、縁起の良いものとされており、重陽は
陽数の九が重なる意味で、めでたい日とされました。

古代中国では、菊は邪気を祓い、長寿の効果があると信じられていまし
た。重陽の時期が菊の開花時期と重なるため、この日に菊を酒に浮かべ
た菊酒🍶を飲み、不老長寿を祝う風習がありました。

他にも、菊の花に綿を一晩かぶせて露で湿らせたその綿で体を拭いて長
寿を祈る「着せ綿」や、一部の神社仏閣では菊を鑑賞する宴が行われま
した。

また、栗ご飯🌰や秋茄子🍆を食べて邪気を祓い、無病息災を祈る風習
があります。

16時まで宮司頑張ります…。