2015年11月30日
宮司の社務日記~鳥居の外に出て…
先週28日の土曜日、午後13時30分より、寿山市民センターに出かけました。センターが主催します市民講座 「文化遺産シリーズ4」住んでいるところこそ宝 というタイトルで、90分ほどお時間を頂きました。依頼された当初は、妙見宮の歴史、足立山と和気清麻呂公についてのお話を…ということでしたが、歴史好きな方に90分お話するのは大丈夫ですが、そうでないと結構退屈致しますので何かバリエーションはないかと思案し、自らの提案で二部構成にし、雅楽演奏を付け加えました。昨今「クールジャパン」といわれていますが、外国の方にとって日本の文化は大変興味があるにもかかわらず、肝心の日本人が自国の文化を知らないことが結構多くあります。神社でも毎年雅楽の公演をやってますのでちょうど良い機会かなあと思い、依頼を引き受けた次第です。
実はこのメンバー四人で講演活動するのは四回目。なんのリハーサルもなく私の無理な振りに自然に答えて下さる…。いつも感謝しております…。演奏を披露しながらワークショップ形式で見て触って吹いてもらう。どれだけ聴衆者に伝わったかどうか定かではありませんが、笑いあり結構喜んでいただけたのかと思います。なかなか聴いたりふれる機会の少ない雅楽、ちょっと敷居が高く感じるイメージですが、もっと身近に気軽にできるよう私たちも努力が必要と感じた次第です。
最後にこのような機会をいただきました寿山市民センターの館長様をはじめご協力いただいたスタッフ、地元の皆様に感謝感謝であります。またこのような活動を見て要請あれば、私喜んでまいります…!!