2018年4月13日
献茶祭~宮司、初体験!
いよいよ今日から、春の大祭が始まります。お神輿とかが出御することのない当神社のお祭りは、粛々と奉納行事が続きます。初日を飾る本日は、『献茶祭』が午前11時から執り行われました。
献茶のお点前のご奉仕は、茶道 古市古流 第十七代家元 古市一侑斎 先生です。古市古流は小笠原藩のおかかえの茶道。武士が脈々と伝えてきた茶道の流派で、小倉小笠原藩だけに小倉の人は縁ある茶道流派です。表・裏千家は知っててもなかなか地方の流派までは知らないと言われていましたので、何とか地元小倉の人たちだけでももっと知っていただきたいという想いから、数年かけようやくこの献茶祭にたどり着きました。神楽殿内では張り詰めた緊張感の中、鳥の鳴き声と参拝者の歩く砂利の音を聞きながら、不思議な空気感の中、儀式は進みました。
献茶の儀では、最後にご神前にお茶をお供えするのですが、運んできたのは偶然にも小中学校の同級生!?いやはや驚きでした…。また今日のこの献茶祭には北橋市長もご参列いただきました。
宮司も初体験ゆえ、ちょっと打ち合わせ不足感は否めませんでしたが、お天気にも恵まれ、最初にしてはうまくいったのではないでしょうか。