2019年8月24日
足立水神社 奉納子供相撲大会
8月唯一の恒例祭が『足立水神社 例祭』であります。この神社はすでに当神社に合祀されておりますが、毎年この水神社の例祭行事として子供の相撲大会が奉納されています。祝詞を奏上し、関係者が玉串拝礼を行います。何よりも上写真からうかがえることは、運営している町内の世話人さんが高齢化していることであります。
簡単にこの相撲大会の由緒は、天明四年 干ばつと日照りで疫病が流行し、水神社のお神様に祈願したところ雨が降り、無事難を逃れた御礼で村人が一人になるまで毎年相撲をしますとお神様にお約束したのが始まりのようです…。
何とかお天気ももちましたので、久しぶりに境内にお子さんの声が響いていました。
この相撲大会の児童の参加資格が、足立水神社の氏子のお子さんということで、足立、足原、山門東の町内に限られています。ですからエントリー資格がいまいちわかりずらいということ。広報活動が一切ないので時間も場所もわからないなど、問題点は数多くあると思うが、主催する実行委員会になかなか伝わらないのがちょっと残念なことであります。
しかし地域の伝統行事を何とか絶やさないようにするには、もっと地域の人の理解と協力が必要になってきます。宮司としても何とか継続できるような道を模索していきたい…。