2020年10月7日
宮司のひとり言~大麻頒布祭に参列して…
こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。日に日に秋めいてまいりました。日中に吹く風は心地よく、過ごしやすくなってまいりました。
さて私は昨日、本年の福岡県神宮大麻暦頒布始祭並びに表彰伝達式に出席してまいりました。コロナウィルス感染症防止のため、本年は式次第もできるだけ短縮、表彰式も参列者は極力少なく、また直会も中止。全員がマスク着用で参列しておりますと、何だか異様な光景でした。
私たち神職の祭典も様変わりしていました。飛沫感染防止で、雅楽も演奏なくCDでの対応。これから徐々に回復するのでしょうが、新し生活様式ならぬ、新しい神事の在り方も考えていかなければと思います。巷ではやたら「リモート」という言葉が飛び交っていますが、神事に関しては「リモート」は私自身否定的な考えであります。神事はある種、五感で訴えるところがございます。リモートではなかなか伝わらないことが多く、まだまだ熟慮する必要性があると感じております。皆様はいかがでしょうか?