2021年9月6日
禰宜のひとり言~鰻供養祭
皆さま、こんにちは。
今日は朝から少しどんよりしていますね。
さて、今朝は毎年この時期に執り行われる、鳥町食堂街にある老舗「川淀」さん主宰の鰻供養のお祓いがありました。
御神前に生きている鰻をお供えし、宮司による神事の後、近くの川に放流します。
ちょうど鰻のお顔が見えたので写真を撮りました。
鰻の命を「いただいて」商売をされているので、一年に一度、鰻に感謝し供養をされています。
私達も普段から多くのいのちを「いただいて」生きています。
食事の前の「いただきます」は、これからいのちをいただきます、という感謝の気持ちの表れの言葉です。
食事の後の「ごちそうさま」も、いのちをいただきました、ありがとうございます、という感謝の気持ちの表れの言葉です。
生き物すなわち命に対する日本人の考え方を忘れずに、感謝して食事を摂りましょう!