2022年5月15日

宮司のひとり言～調度品の奉納

こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。

過日のお話です。氏子さんで私と同世代の女性ががんでお亡くなりになりました。彼女はお神様が好きで、妙見さまを生前中は大変信仰されていたそうです。そして故人のお母さまが何かにお使いくださいとお初穂料をお供えくださいました。いつも彼女の心がこもった品をお神様のお近くにと思い、予算もありましたのでいろいろと思案した結果、「高杯（たかつき）」という調度品を用意しました。（※左写真下段中央）通常の三方と同じくお供え物を載せるものですが、三方よりちょっと格調高いものとして扱われます。当神社も一つもなかったので、今回のご縁の品として作っていただきました。裏側にはもちろんご奉納者のお名前を入れました。

氏子崇敬者皆様のお気持ちの詰まった神社として、うれしい限りです。