足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

宮司のひとり言~境内維持について

こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。

さて、神社は新しく建物を建築したり大まかな整備をすると、何となく外目から見ると神社が動いているような気がします。しかしながら目立たないこと、修繕や境内を維持するための費用は年間意外とかかっていることは、あまり知られていないのが現状です。昨年から社務所の屋根が傷んでいるとの指摘があり、トタン部分、銅板部分と今年の最初の修繕が終わりました。

そして先週末より始まったのが、境内一部樹木の伐採。

神道墓苑に行く道には大きな木がありますが、椎の木など樹木の中心が空洞となり、台風など強風の折には折れてしまいます。その前に何とかと思い、先週からその工事が始まりました。

神社は鎮守の杜と言われるように、多くの樹木が存在します。しかしそのまま放置していますと、中には腐食して倒木したり、また建物の近くには折れると建物被害につながります。樹木のうまく共生できる環境づくりこそが神社にふさわしい環境と考えます。まあ、山の中にある神社ですので、整備というよりは維持に神経を使います…。