2016年5月7日
小倉北区・南区合同戦没者追悼式
おそらく北九州市民も知らない方が多いと思うので、あえて書きたいと思います。
今日13時30分より、北九州芸術劇場中劇場にて戦没者追悼式が行われ、参加してまいりました。なぜ私が参加したかと申せば、福岡県神社庁小倉支部支部長としてご案内をいただいたからであります。実は毎年我が家は、母親が遺族ゆえご案内をいただくも、神社の仕事ゆえいままで一度も参加したことがありませんでした。今日たまたま仏滅で予定もなかったので、私が支部長として参加すると言ったので、母も重い腰を上げ一緒に参列しました。ところで、神社庁小倉支部は五年に一度、わが神社下にある忠霊塔碑の前で、戦没者慰霊祭を斎行しております。昨年その年に当たり、私が斎主のご奉仕させていただいたことは記憶に新しいです。今年、折しも支部長としてご案内をいただき、参列させていただきました。式典中、少々疑問に思うところもありましたが、戦没者の慰霊に誠を捧げることは、現代の社会に生きる私たちの使命だと思っております。
母と一緒に車で帰っているさなか、忠霊塔の敷地内ではBBQをする団体を見かけました。今日の午前中、ここで慰霊祭が行われたんですよ!とは思えないくらい、全く違った雰囲気が流れていました。私も母方の祖父がビルマで戦死しております。お骨はないがビルマの土は忠霊塔碑の中に祀られていると、いつも言ってましたので、塔碑の前では必ず一礼が習慣でした。戦後70年を過ぎた今、先の大戦でお亡くなりになった戦没者に対し、慰霊の誠を捧げる心を、どうか国民皆皆がお持ちになって頂きたいと切に願いました。今日はこのような式典を主催した北九州市に深く感謝申し上げる次第であります…。そしてこのような式典が行われていることを、もっと北九州市民が知って欲しいと思いました。