2017年4月11日
春季例大祭奉納行事~三毛門神楽講の奉納
9日(日曜日)午後からは、三毛門神楽講による豊前神楽の奉納。今年はちょっと趣向と言うか内容を代えての奉納。それは三毛門神楽講の中にある、子供神楽をぜひ奉納して頂きたいという宮司のラブコールにこたえていただきました。曲目は三神に始まり、まずは子供さんの盆神楽。大人に負けず上手です!そして感心したのは楽を奏する女の子たちもまた上手!!あの篠笛、私より上手かも…。
そして三毛門神楽名物の乱御先(みだれみさき)。今年もまた境内中のお子さんとスキンシップです…。
私が一番見たかった演目の子供さんの恵比寿神楽です。もうこのおじいさんとおばあさん、かわいくてたまりません!!自分たちよりたくさん拍手をもらえるんですよと、ちょっとっジェラシーなコメントを神楽講の人から聞きました…。
色々なものを釣りながら、最後に鯛を釣るこのストーリー。大人顔負けにユーモラスに演じていました。子供の鬼がお菓子をもってきて、観客側におすそ分け。何ともかわいらしい…。
大人の鬼もいいのだが子供の鬼は、何とも言えないかわいらしさがある。が、同じ子供の目線では、やはり鬼は小さくても鬼のようだ…。
神楽講さんを呼んで神社で神楽をする。楽しみが少なかった昔は大きな娯楽の一つだったようだ。楽しむものが多くなった今、神楽など昔の演劇は面白くないと思われがちなのですが、面白おかしく皆さんが絵画をで楽しんで頂けるよう工夫されています。一人でも多くの人が楽しんで頂く、見て頂くように、それは最終的に日本の神話を知っていただきたいという目的があります。自国の神話を知らない人が増えています。学校ではもちろん教えてくれません。最後の演目、写真御最後ですが天岩戸開きです。ここでアメノウズメが舞ったことが日本の舞踊の原点と言われています。神話を身近に感じるのはこの里神楽なのです。古事記の読むのも良いですが、実際に演じられるものを見ても古事記のお勉強になると思いますよ!。