足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

平成30年 節分祭~鬼はアイドル!!

      

昨日のご報告まで…。昨日2月3日は節分。今年はおりしも土曜日と週末に重なりました。朝から厄除のお祓いが多い中、午後から恒例の節分祭。しかし14時、あたりが暗くなり、雨交じりの雪…。早くも神社には開催するのか中止なのかの電話…。今更中止はないので、神楽講と相談し、14時40分より開始。恒例の節分神楽が始まりました。

      

昨年、一昨年と観覧用のいすを出しましたが、豆まきになると上ばかり見るので椅子に気づかず転んだケースが何件かありましたので、椅子の設置を今年からしていません。あとは豆まきになると、「こわい!」という方のために、後ろの方にも豆がいただけるよう鬼自ら配布していただくようお願いしました。

      

おかげさまで無事に豆まきまで終了しましたが、週末ということで例年より参拝者が多く、駐車場が足りず近隣の皆様にご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

普通なら節分と言えば、鬼に豆を投げ邪気退散となるのですが、妙見宮の場合鬼はまさにアイドル!鬼から豆を頂く形。そもそも豊前神楽に出てくる鬼は演目でいう通称「駈先(みさき)神楽」と言って、鬼と神主が出てきますが、この鬼実は道案内のサルタヒコノオオカミなのであります。つまり鬼の面ですが、お神様なのであります。ですから子供さんが鬼に抱かれてて無病息災というのも、実はお神様に抱かれているということなのです。秋田の「なまはげ」とちょっとニュアンスが違うのかもしれません。

妙見宮の神楽は鬼がアイドル的存在、芸能人はいませんが今年も若いお母さんたちや留学生に方まで喜んでいただけました。次回は、4月15日(日)13時~16時 神楽殿で三毛門神楽講の奉納がございます。ご期待くださいませ。