2018年10月9日
市民センターにて…
今日は午前中、地元にある霧丘市民センターにおいて、地元町内の長寿会様の研修会に呼ばれ、講師として一時間お話ししてまいりました。お話し中の写真がありませんことをおことわりし、この日聴衆者に配布した資料の写真だけ掲載いたします。
お題は、「足立山の歴史について」という、一見漠然とした内容ですが、神社の歴史と妙見信仰などを題材に三十分、残りを神社が果たす役割についてと日本の神話についてお話しさせていただきました。このようなお話は最近機会を頂きましたら、結構あちこちでお話しさせていただいており、年一回は地元FM KITAQでもお話しさせて頂いております。目的は単純に神社に興味を持っていただきたいということ、そしてもう一つは日本の神話について学んでもらいたいということです。実はこの日本の神話については、私が現在神社庁小倉支部の支部長を委嘱されている関係上、一期三年の任期で神社総代様にもっと日本の神話を深めてもらい、理解し語り継いでいただきたいと願い、様々な研修を催しておりました。今日も私より人生の先輩方の前でお話しする中、どうしても先輩方に地域でそして家庭でお話ししてもらいたい題材でした。
今年妙見宮では、お正月、節分、春季例大祭と三回の機会に神楽を奉納していただきました。ご承知のように神楽の内容は、日本の神話です。これを知らないと神楽の内容は理解できませんが、神社で事あるごとに神楽と接する機会を設け、今はすぐに検索できますから、疑問に思ったことを調べ、なるほど納得する。するともっと日本の伝統文化が面白くなり、知識が深まると思います。私が個人的に思うことは、日本人がおそらく日本の事を実は知らないんじゃないかって…。そんなの悲しいじゃないですか。せめて神社に行けば、日本の文化伝統が学べる場所の一つにエントリーできるよう、少なくとも当神社ではそのような方向性で進めております。
つたないお話ですが、またお誘いあればどこでもお伺いしたいと思います。