足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

神職の集まり~旧豊前国という名のもとに…。

立春が過ぎますと、宴席が増えてきます。今月は特に同業者の宴席やお祝い会など毎週いくつか予定が入っています。

    

昨日は同業者の宴席。『豊前神職会』という会合。旧豊前国の神職さんの年一回の集まりです。神社界とは不思議なもので、今でも旧国の集まりを大事にしています。福岡県内でも豊前・筑前・筑後と三つの旧国があり、それぞれ年一回のお集まりが開催されています。例えば神楽であるとか、お祭りのやり方だとか、意外と旧国のやり方があり、いまだにその伝統が踏襲されています。北九州市内でも小倉・門司と戸畑・八幡・若松では祭儀のやり方が違うという特殊性が今でも残っているのです。太鼓のたたき方や笛など、そもそも豊前神楽と筑前神楽が存在しますので、同じ厄祓でもやり方が違うというわけです。

さて、今年の豊前会は門司支部が当番となり、門司港の料亭さんで行われました。豊前会は現在五支部で組織されていますので、会員数も少なく、こじんまりとした集まりです。私は久しぶりにお会いした先輩と昔話に話が盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。

二次会まで門司で過ごし、JRで小倉駅へ。行橋まで帰る人を途中下車させ、若手神職と小倉駅で呑み直し…。アツアツの餃子は美味しかったのですが、翌日体重計に乗ってビックリ Σ(゚Д゚) でした…。