2019年8月11日
山の日によせて…
本日も朝から灼熱の太陽が照りつけております。お盆休みに突入したせいか、朝から家族連れの参拝者を多くお見かけします。
さて今日は、『山の日』ですね。海の日に対しての山の日。山と言ったら、私は「大山祗神(オオヤマツミノカミ)」=山の神 を連想します。一年に一回ですが、年末「山神祭」というお祭りがあって、山のお神様に感謝する祝詞を奏上します。
山には昔から「神宿る」と言われてきました。全国津々浦々、高くて美しい山への畏敬の念は山岳信仰として今でも受け継がれています。ここ足立山もまた昔から修験の山としての信仰と、何より妙見さまのご降臨の地として信仰されてきました。小倉の人にとっての足立山は東に位置し、太陽が昇る方角、ご来光に手を合わせる方角となります。今日はそんな身近な山をもっと理解していただければと切に願っております。