2019年11月16日
秋季大祭と七五三
おはようございます。ここ数日朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりました。昨日は灯油缶を購入し、社殿など暖房器具の設置を急ぎました。
さて、14日は秋季大祭。秋は先週土曜日に古市古流の呈茶奉納行事くらいで、大祭当日は祭典のみ。ただし全くの偶然でしたが、天皇陛下の大嘗祭当日の大嘗宮の儀でしたので、祝詞もいつもと違い大嘗祭奉告のような形でアレンジし、御神前に奏上しました。
翌15日(昨日)は、暦の上で七五三。午前中は近くの幼稚園や保育園のお詣りがありました。昨日は冷え込んだせいもあって、七五三の御祈願はほとんどありませんでした。平日というのもあるのですが、だんだんと15日のこだわりもなくなってきました。もちろん少子高齢化の影響は否めません。過日近くの産婦人科の院長夫人との会話のなかで、やはり結婚する若者が少ない、出産する人が減っている、十年前の半分以下だと残念なコメントを頂きましたが、確かに産婦人科も神社も同じベクトル方向に進んでいるようです…。
「宮司さん、11月は七五三の時期で忙しいでしょう!?」という内容はここ数年では死語になり、むしろ『宮司さん、御朱印で忙しいでしょう?』の方が当てはまっているかもしれません。実際、秋祭と大嘗祭当日が重なったため、10~13時まではおことわりしておりましたが、13時以降かなりの人数の方にお待ちいただいていました。この御朱印の流れ、いつまで続くのか、私も宮司の仕事プラスアルファなので、正直しんどいです…。できる限り宮司が揮毫しますが、もちろん限界もありますので、一期一会のご縁と思ってください。
ご朱印の話題でしたので、ひとつ付け加えますと、今月11月のご朱印おしるしは『紅葉』です。毎月楽しみにされ、お受けいただく方も増えております。『宮司さん、来月のおしるし何ですか?』『秘密です~~!』なんて会話が社務所でできるようになりました。これも一つの楽しみにされ、神社参拝にお越しください。