2020年5月16日
宮司のひとり言~神社の品格として、まずはお掃除!
朝から降っていた雨も、午後にはすっかりやみました。山から鳥の鳴き声が響き、境内はひっそりとしています。
緊急事態宣言解除と共に、福岡県も規制が若干緩んできましたが、人の往来はまだ先かと思います。神社としても手水舎の再開は来月お朔日位を目途にしておりますが、そのあたり状況を見極めながら対応していきたいと思います。
神社もまた緊急事態宣言後、社頭祈願、地鎮祭などの出張祭典、の激減、結婚式の秋までのキャンセルと、今まで経験のない事態に遭遇しております。
それでも毎日、お神様に恥じないよう清浄な地であり、参拝者に気持ちよく参拝できるよう、日々のお掃除には今の時期だからこそ力が入ります。特に時間の余裕もありますので、いままでここは掃除していなかったよね!というところまで、目が行き届くようにもなりました。
4月から禰宜が奉仕するようになり、今まで私が気になるところと女性である禰宜が気になるところが違うため、お互い相乗効果で社頭の掃除が行き届くようになりました。たかが掃除ですが、一年365日、皆の協力なしでは維持管理も大変です。社務所や社殿の回廊など、足袋が汚れない、そんな状態を理想として日々勤めております。
イエローハットの創業者である鍵山秀三郎氏の掃除に関する教えが今の私の目標となっています。まだ鍵山氏の域には達しておりませんが、まだまだ人生修行と思い、継続が力となることを信じ、また明日から頑張ろうと思います。