2020年5月21日

禰宜のひとり言～いつか必ず

皆さま、こんにちは。

朝から涼しく、快適ですね。

今日は、先日の社務日記でご紹介しました、薬師堂のことです。

私は毎朝、当宮に付設されている薬師堂を開ける際に、仏像や地蔵尊のお水換えをしています。

堂内には、薬師如来、釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来、不休息菩薩、虚空蔵菩薩の計6体とお抱え地蔵尊3体、身代わり地蔵尊が安置されています。

薬師堂の歴史も、当宮の由緒と同じく、かなり古いです。

以前、虚空蔵菩薩を鑑定したという記録があるのですが、今度は全ての仏像を鑑定しなおしたいです。

そして、木像であるため6体ともかなり傷んでおり、破損した欠片がそれぞれの裏側に置いてある状態です。早く直してあげたいなあと思っています。

鑑定するにしても、どなたにお願いすればよいのか、また修復するためには、どこかへ持って行く必要があるのか、など、まだまだ事前に調べなければならないことが多いです。

色々なことを考えると、前途多難な気もしますが、はるか昔から大切にされてきた仏像なので、ご先祖様と同様、私も大事にしていきたいです。