2020年7月6日
禰宜のひとり言~お待たせいたしました!
皆さま、こんにちは。
昨晩から雨が降り続き、今朝もかなり大降りです。
注意報が出ている地域の方も、そうでない方もお気を付けくださいね。
さて、昨日の午後、ようやく準備が整ったため、茅の輪札(ちのわふだ)と茅の輪守り(ちのわまもり)の授与を開始致しました!
例年、茅の輪札は夏越祭当日しか出していませんでしたが、今年は期間を設けての授与となります。
毎年受けられている方はお気付きかもしれませんが、茅の輪守りは今年からの授与です!
妙見宮の茅の輪並びに茅の輪札、茅の輪守りは全て、本物の茅の葉(かやのは)を乾燥させて奉製しています。
お札は、ビニールの上からテープを貼って玄関の外側上部に貼ったり、玄関内で一輪挿しなどに入れてお祀りしている方もいらっしゃいます。
清浄な場所できちんと、素直な心でお祀りしていただければ、そのカタチは問いません。
要は、疫病などの悪いモノが入ろうとした時に、「この家は蘇民将来の子孫の家ですよ」ということを知らしめて進入を防ぐということが、このお札の意味合いとなります。
また、今年の上半期は、新型コロナウイルスが猛威を振るい、まだまだ予断は許さない状況が続いています。
今こそ蘇民将来の故事に倣い、茅の輪守りを身に着けて、今年は特に、コロナという疫病から免れるよう祈ってみませんか?
茅の輪守りはビニールに包まれているので、雨が降った時なども傷みにくくなっています。
ぜひ、茅の輪札を玄関にお祀りし、茅の輪守りをお持ちになって、今年の夏も無事に乗り越えていきましょう!