2020年8月7日
禰宜のひとり言~おめでたい日をご一緒に(初誕生祭)
皆さま、こんにちは。
連日の晴れとは打って変わり、空はどんよりとした厚い雲に覆われ、今にも雨が降り出しそうな雰囲気です。
先日、お子様の1歳のお誕生日を祝う「初誕生祭」のご祈願がありました。
妙見宮の初誕生祭では、祝詞を奏上した後、「餅踏み神事」をします。
「一生食べ物に困らないように」との願いから、「一生餅」と掛け合わせて一升餅をご持参いただき、わらじを履いたお子様が餅の上で足踏みをします。
当宮の餅踏み神事は「足立山」の由来ともなったご祭神、和気清麻呂公にあやかり、健脚守のわらじを履いて行い、お子様の健脚を願います。
ご家族の皆様も鈴を鳴らす神職と共に、わらべ歌「鶴、亀、鶴、亀、100歳まで、100歳まで」を3回歌い、歌いながら、お子様は右左右左…と交互に餅を踏みます。
静かに踏むお子様もいれば、ぎゃんぎゃん泣くお子様もいて、見ているこちらも微笑ましくなります。
ご祈願の後、わらじは絵馬と併せて、拝殿正面に掛けてお帰りいただきます。
お餅はお返しいたしますので、家に持ち帰って「背負い餅」などをされてみてもよろしいかと思います。
ぜひ、おめでたい最初のお誕生日に、一生の健康、健脚を願って妙見宮にお詣りされてみてはいかがでしょうか?
※「初誕生祭」のご祈願に限り、事前に予約をしていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。