2021年2月1日
禰宜のひとり言~2月のご朱印、節分の御朱印
皆さま、こんにちは。
今日は風が強いですね。昨年の台風を思い出します。
さて、2月の御朱印のお知らせです。
今月は1日(月)~28日(日)まで、妙見宮の御朱印には「梅」のスタンプを押しています。
場所によっては、ちらほらと咲き始めているところもあるようです。
妙見宮には1本だけ梅があるのですが、どこにあるかご存じの方はいらっしゃいますか?
だいぶ遅咲きなので、また日を改めて社務日誌に上げようと思います!
また、2月2日(火)のみ「節分」の御朱印も頒布いたします。
朱印帳へ直接揮毫します。もちろん、書き置きもご用意しております。
節分は季節を分ける、と書きますね。立春の前の日だけでなく、立夏、立秋、立冬の前日も節分といいます。
いつしか立春の前の日しか「節分」として暦に記載されなくなりました。
また、旧暦の上では立春が正月とされていました。
立春が一年の始まりとされていたため、その前日である節分が一年の最後であり、邪気(鬼)を祓い幸せ(福)を呼び込む豆まきが行われるようになりました。ちなみに、豆まきは中国から伝わった風習です。
「立春大吉」とは縁起の良い言葉であることはもちろん、表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読むことができます。また縦書きだと左右対称になるんです。
禅寺が、立春の日に入口へ「立春大吉」と書かれたお札を貼る習慣からきています。
鬼が家に入ったとしても、家の中から「立春大吉」と書かれたお札を見て「あれ、この家にはまだ入っていなかった!」と勘違いをして、逆に家から出ていくのです。
家の外から見ても中から見ても「立春大吉」と読めるため、鬼が混乱してしまうということです。
妙見宮のはお札ではありませんが、縁起の良い言葉として御朱印として揮毫いたします。