2021年2月24日
令和3年 妙見宮 敷地祓について(巡行は中止となります)
敷 地 祓 行 事 に つ い て
この行事は、北九州市内旧豊前國(現在の門司、小倉)に残る伝統的な祭事であります。当神社は大正六年より毎年一度、必ず春の大祭前、三月の時季に氏子廻りの行事として斎行致しております。
妙見さまの御霊を奉祀した神輿台(小さなおみこし)が、家々に迎えられ、敷地お清めの行事を斎行し、無病息災と皆々様の健康をご祈念申し上げる神事でございます。妙見さまのご分霊が私たちの住む地域へおくだりになり、巡行する珍しい行事でございます。
わかりやすく申し上げますなら、妙見さまによる一年に一度の家庭訪問みたいなもの…とご想像いただけるかと存じます。
本年(令和3年)の敷地祓の巡行は、中止となります。
毎年3月に、当神社の敷地祓行事を行っておりますが、本年は新型コロナウィルス感染症に伴う緊急事態宣言中、また解除直後につき、氏子並びに総代様の健康と安全を考慮し、巡行は中止することとなりました。
しかし毎年継続していた神事ですので、本年は氏子崇敬者様が直接神社にお参りして、敷地祓をお受けいただくよう、形を変更して実施させていただこうと思います。
昨今の社会情勢を考慮して、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
●神社で敷地祓の受付期間
3月1日(月)~31日(水)9:00~16:00まで
●ご用意いただくもの~ 御初穂料〈二千円以上〉
※封筒の表書に「敷地祓初穂料 ご芳名」をお書きして、直接神社の社務所へお越しください。順次、お祓いのご案内をさしあげます。
◆お祓いが終わりましたら、本年はお札と小祓(こばらい)という小さなお祓いの棒をお渡ししますので、こちらで敷地の四隅や家の各部屋などをご自身でお祓いをして浄めてください。小祓はその後、神棚など粗末にならないところに保管し、お清めが必要なとき随時お使い下さい。(※一年経過した小祓は、神社にお納めください。)