2021年7月18日

宮司のひとり言～夏のお仕事着です…

おはようございます。本日もご奉読ありがとうございます。

小倉は朝から雨が降っていました。9時過ぎると雨はやみましたが、社務所から見る景色は厚い雲で覆われています。でも海峡から先の彦島（山口県下関市）はよく見えて明るいですので、雨はもう降らないのかと思います。

今日は私宮司の仕事着をご紹介します。

上写真は私が使用している夏用の狩衣です。夏用は生地が「絽」となり、薄い生地ながら軽さと風通しが良いのが特徴です。ちなみに右の白い狩衣はご社頭用で左の狩衣は出張（外）祭で使用しています。右が正絹、左は化繊生地で、お値段もおおよそ倍違います。夏は汗をかきやすく、袖あたりは汗ですぐに汚れてしまいますので化繊生地の狩衣を頻繁に変える人もいらっしゃいますが、生地が固く種類も少ないので、ご社頭用はいつも正絹を使用させていただいています。

私自身、参拝の皆様に清涼感を感じていただければよいのですが、おデブの汗かき？！はなかなかそうもいかず、せめて装束だけでも清涼感を感じていただければと思っております。。