2021年7月22日
禰宜のひとり言~海の日
皆さま、こんにちは。
連日、暑いですね。水分を意識的にとってくださいね!
今日は、海の日。
明治9年に明治天皇が東北地方を巡幸された際、灯台巡視船「明治丸」で横浜に帰着された日が7月20日でした。
この日を記念して7月20日を「海の記念日」と制定し、その後の法改正によって「海の日」となりました。
当時は船に乗ることがまだ一般的ではなく、乗船することに不安を感じている人は多かったそうです。
明治天皇が無事に帰着されたことが、船に対して国民が信頼を寄せるきっかけとなり、船の利用が増えていったといわれています。
例年は7月の第3月曜日が「海の日」ですが、東京オリンピック開催に伴い、今年は開会式前日の今日が祝日となっています。
元来、日本の祝日は皇室にゆかりのある由緒、日程となっています。
日本人にとって重要な日だから国旗を掲げてお祝いをします。そして祝日の意味を知ることで、日本人としてのアイデンティティを実感することができます。
ハッピーマンデー制度により、本来の意味や日にちがだいぶ分かりづらくなってしまいました。
今日がなぜ祝日なのか?
その意味をもっと多くの日本人に知っていただきたいなと思っています。