2021年8月1日
宮司のひとり言~葉月お朔日…夏越祭は今日まで。
こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。
今朝は午前6時の月次祭に始まり、9時から12時まで1時間ごとの夏越祭のご奉仕いたしました。昨晩からの雨で気温もちょっと落ち着いていました。午前中はところどころ雨が残りましたが、午後からはすっかり日差しが照り付けるお天気へと変わりました。今日の掲載写真は月次祭前の風景で5時45分くらいだったと思います。雨はまだ降っていませんでしたね。
さて、今年の当宮の夏越祭は参拝する氏子崇敬者さんの分散化を目的として、30日、31日、1日と三日間の開催としました。準備など受け入れ神社側としては作業量も増え大変でしたが、結果的に昇殿する人も混乱することなくスムーズに神事が斎行できました。通常なら60人MAXの拝殿も半分の30人にして対応しました。入りきれないときの対応など思慮していましたが、すべての祭典で席数以下でできました。今回はある種偶然だったのかもしれません。しかしお祓いの回数を増やして、参拝者の選択肢が増えたことによって結果的に良い方向で終えることができました。
ほとんどの神社さんは夏越の大祓神事を1回だけの祭典とし、神職を含め一緒に茅の輪をくぐるというやり方が一般的だと思います。昇殿して祭典に参列するのは総代さんなど神社関係者だけ。当宮は1回の祭典より、より多くの回数の祭典をして氏子崇敬者さんのお祓いをすることに意義を感じております。夏越の人形袋を収めた方はどなたでも昇殿してお祓いを受けることができます。興味のある方、神事に参列してみたい方、来年お待ち申し上げます。