2021年10月19日

宮司のひとり言～兼務社の今年の秋まつりは…。

こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。

ところで今日は、衆議院議員選挙の公示日。早朝、候補者の必勝祈願祭が御社殿で執り行われました。いつもだと大勢の方が参列されるのですが、コロナ禍のため最少人数での祭典でありました。静かな選挙戦となりそうですが、関係者の皆様くれぐれも体調にはお気を付けください。

さて、一昨日の日曜日は当宮の兼務社　若園鎮座の若宮神社の秋祭が執り行われました。本年も昨年に引き続き、町内のお神輿なしの祭典だけの秋祭となりました。

神事は私たち神職が神々に祈りをささげる場でありますが、本来は昔から神さまと人との「仲執り持ち（なかとりもち）」と言われています。祭りを待ち望み地域の安寧と繁栄を一心に願う氏子の祈りを神さまに届けることが、私たち神職の務めと思います。

各町内の神輿こそありませんでしたが、わが若園地区の祭りは今年も連綿と引き継がれました。祭りの日は、地元の神様と町の人々とが結びつき日であることは今も昔も変わらないことであり、来年こそは境内ににぎやかな声がこだすることを祈って、活気ある秋祭になってほしいと思いました。