2015年7月16日

宮司の所感～大丈夫か、神主さん！

朝から今にも雨が降りそうな空模様。只今１５時ですが、まだ雨は降っていません。社務所から見る市街地もすっきりしません。ただ今日は北風が吹いているようで、暑さは少々和らいだ気がします。でも湿度は高く、社殿の除湿機は午前中ですでに満水。たまりません…。

さて昨晩は小倉の神主さんの寄合がありました。２７人の出席者。結構神主さんいるんですね～と思った方もいらっしゃると思いますが、現在小倉の神職数は３７名。宮司と言われる方が私を含め１５人。でも法人登録している神社は９８社。数が合わないですねとお思いの方も多いと思いますが、宮司さんお一人で数十社兼務されている方もいらっしゃいます。昨晩も情報交換しながらの寄合ですが、どこも維持運営は大変というのが実情。まあもっとも左団扇の業種なんて今どきあまりお目にかかれないのが現状。でも私たちはもうやめた～！なんて言えない業種。先祖伝来のものを継承していくことが私たちの使命でもあります。神主さんが寄って話す内容なんて大したことではないのですが、ある宮司さんと昨日お話して印象的だったのが、次の世代にバトンタッチするには少なくとも今より現状が上向きの時がいいなあ～なんておっしゃっていました。少子高齢化、人口の減少。お子様の人生儀礼は確実に右肩下がり…。ですから時代にあった神社運営が必要な時期にきたと思っております。もちろん私も手探り状態で進めております。自分がバトンタッチするとき、今より少しは良い状態であれば、未来に希望がもてるような環境を作らねばと、昨日ふと思った次第です…。頑張るしかないんですね～～。