足立山妙見宮 和気清麻呂公創祀全国唯宮 御祖神社

宮司のひとり言~初中元祭

こんにちは。本日もご奉読ありがとうございます。

先週末より、初盆をお迎えの喪家様の初中元祭が行われております。上写真は豊楽殿での初中元祭の様子です。

今日ご奉仕した喪家の家族より、初盆について名称を聞かれ、この時期のお盆のお祓いは一般的に「中元祭(ちゅうげんさい)」とお答えしました。。お中元の言葉でも知られていると思います。古代中国における道教の三元思想、上元(旧暦1月15日)・中元(旧暦8月15日)・下元(旧暦10月15日)であります。「元」はすなわち「始め」を意味するもの。

またこの時期田んぼに稲穂が初めて出ることから、「穂見祭」と呼ばれることもあります。行橋方面の神職さんはよくこの名称を使用されます。

中元祭、穂見祭、初盆で営む祭事を初中元祭、初穂見祭ともいわれます。

古来日本人が大切にしたご先祖様を敬い大切にする心は、神道、仏教にかかわらず大切に受け継ぎたい心であります。