2021年2月28日
禰宜のひとり言~神仏習合のお宮
皆さま、こんにちは。
朝から風が強いですね。少しずつ晴れてきて、登山者の方も多く見受けられます。
今日は空気が澄んでいるためか、稜線がくっきりと見えますね。
最近、社務日誌の更新が滞っており…きちんと更新します!
さて、本日をもって、福岡県に発令されていた緊急事態宣言が解除されます。
昨年4月に発令されたときよりも、今回の宣言下ではだいぶ人の動きがあったような気がします。
ワクチン接種も少しずつ始まってはいますが、コロナウイルスの変異種はイギリスをはじめ、さらに異なる種類がアメリカでも発見されています。変異種も既に拡散が始まっておりまだまだ予断を許さない状況が続きそうです。
少しの期間でこれだけの変異株が発見されたとなると、インフルエンザのような付き合いになってくるかもしれません。
家で過ごす時間が否が応でも増えて、自分自身を見つめなおす時間も増えたのではないでしょうか。
このように先が見えない不安やどうにもならない状況にこそ、神仏が心の拠り所となってくるのではないかと思います。
妙見宮には妙見さまや和気清麻呂公をはじめとした神様のほかに、薬師堂にはお薬師さまや虚空蔵さま、阿弥陀さま、お釈迦さま、大日さまもいらっしゃいます。
昔ながらの神仏習合の形が残っているところが、妙見宮の魅力の一つです。
忙しい日々に疲れた方、コロナで思うような日々を送れずモヤモヤしている方、どんな方でも神様、仏様は迎え入れて下さります。
自然に囲まれた妙見宮へぜひお詣り下さい。