2020年9月18日
禰宜のひとり言~由緒について
皆さま、こんにちは。
今朝はだいぶ冷え込みましたね。風も冷たかったので、ついに長袖を着て掃除をしました。
私は今年の4月以降、先人たち(ご先祖様たち)が妙見宮に残した史料を時たま読んでいるのですが、あまりにも古いものだと虫食いがかなり激しく、また字がかなり崩してあるので、なかなか読むことができません。
最近のものだと、妙見宮のご祭神の一柱である和気清麻呂公について、第36代宮司 磐梨斌隆(いわなし としたか)宮司が大正3年に発行した『和気朝臣清麻呂公伝記 足立山鎮座御祖神社由来』があり、北九州市立図書館に所蔵されています。これを読むだけでも、妙見宮の創始についてだいぶ知ることができます。
また、第37代宮司 磐梨登晄(いわなし てるたか)宮司が大正5年に発行した『足立村誌』も、北九州市立図書館に所蔵されていますが、妙見宮のことだけでなく足立村全体のことが記載されているため広く知ることができます。
ほぼほぼ虫食いでページが引っ付いてしまっているものなど、あまりにも傷んでいたものは処分してしまいましたが、まだ結構残っているので、いつか学芸員の方などに手伝っていただきながら読み進め、そしてきちんと保存していきたいと思っています。