2021年2月4日
禰宜のひとり言~薬師堂のお守り(病気平癒)
皆さま、こんにちは。
今朝は雨が降っていて曇っていましたが、午後からはすっきりと晴れています。
以前、薬師堂のお守りをご紹介しました。
この度、薬師堂のお守りが新しくなりましたので改めてご紹介いたします。
「治癒守(ちゆまもり)」
薬師如来様が左手に持っておられる薬壺(やっこ)をモチーフにしています。
また、お薬師様の梵字と蓮の花が描かれています。
蓮の花といえば、仏教と深いかかわりがありますね。
私はたまに近所のお寺で坐禅をさせていただいていて、始めた当初、坐禅前に読経していた白隠禅師坐禅和讃の最後にある「当所即ち蓮華國、此の身即ち仏なり」という箇所を思い出します。
最後の部分なので前後関係もありますが、ざっくり言うと、悟りを開いた今まさにここが浄土であり、私自身が仏である、という意味だそうです。
けがや病気を患っていると、ついつい気持ちがふさいでしまいがちですが、泥の中でも清らかに咲く蓮のように、力強く前向きにそしてお薬師様のご加護をいただかれて一刻も早く、元の清々しいお姿に戻れますように。
※以前ご紹介した「薬師堂ひょうたん守」、「中風除・ボケ防止御守」はございませんのでご理解の程よろしくお願いいたします。
妙見宮からは、「快癒守(かいゆまもり)」がございます。
けがや病気が「治る」、「消える」、「癒す」、「去る」と良い方向にいくように祈念しています。
心身共にリラックスできる色合いです。
治癒と快癒は類語です。
どちらも病気やけがが早く良くなってほしいという思いが込められています。